インフルエンザについて
インフルエンザは風邪のウイルスです、つまり風邪です。
インフルエンザの予防について
インフルエンザの予防は、ワクチン接種とうがい、手洗いです。
ワクチン接種してもインフルエンザに感染することもあります。
インフルエンザの症状、診断について
風邪症状(のど、はな、せき)と熱、痛み(筋肉痛、関節痛)です。
特に、熱や痛みが目立つ場合はインフルエンザです。
検査をしなくても症状と経過から診断は可能です。
インフルエンザの検査について
検査で陽性であれば、インフルエンザです。
検査で陰性であっても、インフルエンザの可能性があります。
この場合を偽陰性といい、検査キットの限界です。
インフルエンザだけれども、検査では陰性ということです。
熱がでてから12時間という話もありますが、正しくは不明です。
インフルエンザの治療について
十分な睡眠、十分な栄養の補給です。
インフルエンザ治療薬の効果はどれも同じです。なくても治ります。
治療薬にはタミフル、イナビル、リレンザ、ゾフルーザがあります。
タミフルは1回1錠、1日2回、5日間。一番安価で歴史があります。
解熱鎮痛剤はカロナールがおすすめです。漢方薬も効果があります。
インフルエンザ後の登校、出社について
学校保健安全法では、発症から5日後、かつ解熱後2日後です。
社会人の場合、決まりはありませんが、上記に準ずるのが安全です。
治療確認目的の受診は必要ありません。
インフルエンザ治療薬の予防投与について
予防の基本は、ワクチン接種とうがい、手洗いです。
ご家族、同居人がインフルエンザの場合は、予防投与が可能です。
(予防投与の明らかな効果は不明です。)
イナビルの場合、10歳以上は計2個1日1回2日間。